アカハライモリ

 イモリ科トウヨウイモリ属に分類される両生類。

さわると皮膚がザラザラしている。背中は、黒っぽく、腹は赤みを帯びている。

昆虫やミミズなどを食べ、またカエルの卵も食べる。この池(写真)のまわりには、モリアオガエルの卵も見られエサにはこと欠かさない。

この他田上には、天神川にもアカハライモリは生息している。

 

 

 

 

 


川エビ

天神川
天神川

 川エビには、テナガエビ、ヌマエビ、スジエビ3種類のエビがいます。それぞれの中にも種類が分けられており、どの種類のエビか、見分けるのにかなりの力量を必要とします。

田上にある天神川には、このエビの仲間がたくさん生息しています。特に中流から下流にかけて、タモですくうと必ず入ってきます。

こんな小さなエビでも生きていくためには、食料を確保しなければなりません。

魚のフン、タニシのフン、水草、小魚、ミミズなど食べているそうです。 

 


トノサマガエル

 よく知られているトノサマガエルは、アカガエル科に属している。体長はメスの方が大きい。

池や田んぼに生息している。田上にも田んぼが多くあるので、トノサマガエルは、多く生息している。しかし10年ほど前と比べると夜、田んぼから聞こえるカエルの声が少なくなってきたと思う。田上の天神川にも生息している。

 肉食性で昆虫類、クモなど食べる。

一度に産む卵数は約1800~3000個。オタマジャクシは、落ち葉、ケイソウ、動物の死体など食べる。


コオニヤンマのヤゴ

 コオニヤンマは、サナエトンボ科コオニヤンマ属にはいるトンボで、世界の中でも大きい部類にランクされる。ヤゴは、特異な体形をしており、一度覚えたら、簡単に種の判別ができる。

田上では、天神川、大戸川、田んぼの水路に見られる。

他のヤゴと同じで、小魚、ミジンコ、オタマジャクシなど食べる。 

ジョロウグモ

 アシナガグモ科ジョロウグモ属のこのジョロウグモは、黄色と緑のよこしまのある大きめのクモである。オスは、メスより小さくオレンジ色の縦じま模様がある。

1mくらいのクモの巣を作ることもあり、公園、庭などどこでも見られる。

 

クルマバッタモドキ

 バッタ目バッタ科の昆虫。低い草地にすんでおり、住宅地の空き地や墓地など測道にもすむ。7月から11月にかけてはねと足をこすり合せて鳴く。

田上キャンプ場周辺から下流に向けての河原にたくさん生息している。

草やイネ科の葉を食べる。

 

ゲンジボタルの幼虫

 コウチュウ目ホタル科に属する。日本産ホタルでは、大型の分類に属する。

水がきれいな川に生息する。田上では、時々田んぼの水路などでホタルは、見られるが、幼虫は、天神川で見つけた。

カワニナを食べることは有名である。天神川、田んぼの水路田上では、カワニナは多く生息している。